UX Fukuoka 研究会9回目 -なんのためにUXコミュニティやるんだっけ?ー
UX Fukuoka 研究会のレポートを行なう。久しぶりにだ。最近しばらく書いていなかったので、書こうと思う。
UX Fukuoka 研究会9回目
前回では、UX ファーストステップからの得られた、情報を元に、ラダリングを行ない、参加者が実際にどんな人がいるのか?について話しあった。基本的には、「基礎が理解したい」「UXを仕事で導入したい」「UXの流行を知りたい」などがあった。
今回はそれから、UX Fukuokaの現状の把握をし、そしてどうしたいか?を考えるために、ビジネスモデルキャンバスを行なった。
さてさて、今回の会場はRubyコンテンツセンターだった。そこで、最近話題の「IA/UXプラクティス モバイル情報アーキテクチャとUXデザイン」の本について話したり、UX DAYS TOKYOの話をちらっとした。
さて、最初に、今回は村上さんからの提案で、「なんのためにビジネスモデルキャンバスをやるのか?」ということを議論した。 「現状の把握をして、それからUX Fukuokaとしてどうするべきか?を考えるのと、1年前にやったビジネスモデルキャンバスとの比較をしたい」みたいな話をした。
そしてビジネスモデルキャンバスを作成した。現状のUX Fukuokaの分析をした。
途中、ヨシカワさんが入ってきた。それで、1年前とビジネスモデルと比較して、できていることできていないことを確認した。「ああそういえば、これやりたかったw」みたいなのがあった。
それで結局、「UX Fukuokaとして我々は何をしたいか?」みたいな話になって、 「UXの初心者のニーズに合わせてしまうと、セミナーモデルになってしまう。しかし、それはやりたくない。大変だから」みたいな話したりして、UX Fukuokaのコミュニティとして何がどうあるべきか?など、議論した。
最終的にこうなった。
つまり、どういうことかといえば、たとえば経営層やエグゼクティブなどの人達は、盛り上がって無いときは反応しないけど、なんか盛り上がっている時などは、「ねぇこれどうなの?」と聞いて来たりとか、そういうUXが受け入れやすい土壌ができれば、自分達がもっと取り入れやすくなったり、仕事しやすくなったりすれば良いなと思っている。
逆に、UXに関して、なにか変な思い込みをしてしまうと、逆に仕事の障害になるのでそこらへん、上手く啓発していくべきだ。というか。
今回は、参加者の方が何かスッキリしたようなので、良いと思った。
とりあえず、思うところ
結局のところおそらく僕達は、「よりよく仕事がしたい」というだけなのだと思う。
UXデザインを行なうことはユーザを中心にしてはいるが、いろいろなことを組織でコンセンサスを取らないといけない。いろんなことが関わってくる。「デザイナー」だけでなく、「エンジニア」や「経営者」の理解が得られないと、よりよいUXデザインはできないと僕は思っている。
むしろ、組織全体で、「デザイン」について深く考えないといけないと思う。デザインをすることは、デザイナーだけのものではない。むしろ、デザインの責任はチーム全体にあるような気がする。
如何にして、UXについて関心を持ってもらい、組織を巻き込み、うまく自分の仕事をよりよくやっていけるか。それだけである。
んで、ぼんやりいろいろかんがえてると、今後のUX Fukuokaの活動としての僕の理解は
- UXに関して、変な誤解なく正しく学んで欲しい -> UX勉強会、 UX読書会など
- UXの業務の事例などを共有して互いに、参考にする。 -> UX研究会
みたいになればいいのかなぁとかぼんやり思っている。
最後に
最後に、あとUX DAYS TOKYOに言ってきた報告をした。