Splatoonはオワコン

nobkzです。

これは、2015年、Splatoon Advent Calendar

Splatoon Advent Calendar 2015 - Adventar

の記事である。

あるゲームがクソかどうかは一概には言えないのだが、個人的にSplatoonはクソで、オワコンでダメコンテンツになりつつあるので、いろいろ思いを書いておく。また、そのオワコン化していることについて、次に取るべきアドバイス的なことを助言というかじゃあどうするか?みたいなことについて、僕としての意見を述べておく。

この記事は、大体は僕の主観的なSplatoonに対する評価であり、おそらく同意できるとかできないとか、共感できるできないとかは人によってそれぞれだろう。なので、僕はSplatoonに対する意見の同意や共感を求めているわけでは無い。ただ、僕が愚痴を書いているだけである。

ただ、僕としてはSplatoonに対する飽きや、オンラインゲームとしてのシステムとしてのマズさ、僕の個人的な限界点などを感じている。たぶんそれのいくつかは、誰かが感じているような気がするし、また、分からなくても何時か感じることかもしれない。僕としては、それらの思いを感じたときに、「だから、僕はこうするんだ。」という点について述べていきたい。

ただ、誰にだって、そのゲームがオワコンになることがある。ということが言いたい。そしてその時にどうするか?、何を期待するか?である。

Splatoonがクソになりつつある。

さて、Splatoonが個人的にはクソになりつつあるのだが、その辺書いて行こうと思う。

Splatoonに対する飽き

新しい刺激のなさ

正直、僕はSplatoonに飽きかけている。これは、Splatoonが良い悪いとかでは無く、単に僕が飽きて来たのだ。毎日、毎日、に明け暮れ夢中になったSplatoonなのだが、ふといつのまにか、新しい刺激が全く無くなったのだ。毎回、毎回、同じパターンが見て、同じパターンで勝ち、同じパターンで負けるのだ。

とすれば、遊び方を変える。たとえば、ブキを持ち変えたり、イカナカマみたいなので、タッグまたはプラベに行ったり、レギュラーで遊んだりする。そうすることによって、また、違った「遊び」になり、楽しめたりする。

しかし、最近、その「新しい遊び方」が見つからなくなったし、そもそも、「新しい遊び方」を見つける気が起らないし、「遊び尽くした」という感じが出てきている。そう思えるようになってきたのである。もう、そこまでになってしまうと、新しいゲームを勝ったり、またもっと別の事に自分の時間を作った方が良い。

そもそも、考えて見れば、Splatoonで、自分の時間を使い過ぎた。Splatoonは僕だけでなく、より多くの人の有意義な時間を奪って来た、その意味で、Splaotoonはもしかしたらオワコンになるべきなのかもしれない、と思うのである。

もっと、別のゲームができるかもしれないし、もしかしたら運動もできるかもしれない、別の勉強をしてたかもしれない、もっと自分のossのプロダクトに集中できるかもしれない。もうSplatoonに遊び飽きたら、Splatoonは辞めてしまった方が良いかもしれない。

強くなる実感が無くなる、強くなれなくなる

遊びは、上手くなって行く過程を楽しむ、上手くなることに夢中になる、というのがあるかもしれない。「新しい遊び方」以外にも、「強くなる実感」が最近無くなってきたのである。なんでも、だんだんとできるようになる様は楽しい。ピアノで例えるであれば、「ピアノを弾くこと」だけが、楽しいのでは無く「ピアノを弾けるようになる感覚」が楽しいのである。

Splatoonをやって行くと、最初は、いろいろな操作を覚え、カメラの切り変えが上手くできるようになったり、移動が上手くなったり、aimが上達したり、立ち回りを覚えたり、戦況やルールなどを覚えたりとか、そういった、「上達」があってゲームの中で習熟することの楽しみがあるだろう。

僕は、その「習熟」に、限界を感じているのだ。むしろ、つらみを感じ始めている。ヘタレである。まだ僕はS+のカンストはしていない。しかし、正直、S+でカンストすることの「努力」をしたくなくなってきたのである。たかが、ゲームである。S+に上がるぐらいの「つまらない努力」をするぐらいなら、僕はLispを書きたくなる。

その意味でも、Splatoonはオワコン化している。Splatoonをプレイするのが楽しいのでは無い。「Splatoonのゲームが上手くなる」ことがやはり楽しいのだ。もしかしたら、Splatoonでひたすら塗るのが楽しい人もいるかもしれない。そういう人はたとえ、自己の限界を感じたとしても、ずっと楽しいSplatoonができるかもしれない。しかし、たぶん多くの人は、「限界を感じる」のは楽しくなくなるとかだったり、そうでなくても「以前よりかは夢中になれない」ということを感じるかもしれない。

だんだんとフェードアウトするんだろう。大して、上手くなくなり、毎日プレイしたのが、1週間に間が開くようになり、とすると、腕が鈍るので戻そうとしてちょっとやるが、直ぐ元に戻るので、またやらなくなる。そのうち、やらない期間が1ヶ月になる。3ヶ月になる。そのぐらいまで行くと、もうSplatoonは引退だろう。

システムとしてのマズさ

さて、システムとしてのまずさ、というか、僕は特にプレイしてやっぱり酷いな、と思うのがラグである。まずは、そもそもプレイしてて、システムというかそもそもネットワークゲームとして、非常にラグが多いと思う。というか、最近多くなってきたんじゃないだろうか? 僕だけだろうか?

任天堂などの、据え起き器でゲームを作ってきた企業なので、そもそもネットワーク周りに弱いと思う。特に海外勢とマッチングするのはちょっと辞めてほしいと思う。また、Wii U自体の無線の通信自体が不安定だ。家庭内のWiFi環境がいくら良くたって、Wii Uの無線は不安定であり、有線が必要になってくるのも糞過ぎるんじゃないか?と思う。

まぁ、けれども、しっかり、待ってアップデートをまつなど対策が取れれば良い。しかし、このまま、この状態が放置されてしまうと、最早オワコンである。

ゲームバランス

Splatoonゲームバランスとして、ブキ調整が何回か行なわれいるが、やっぱり調整が難しいのだろうか、強いブキ、弱いブキが出てきてしまう。その点について、いろいろと述べるとしよう。まずは、僕が一番おかしいなと思う、ところだけ述べておく。

クイックボム

まず、僕がちょっとこれはおかしいな?と思うところが、リッターのクイボである。ちょっと性能が良すぎる。とりあえず、あのノックバックだったり、手軽さだったり、結構いろいろな場面で使えるし、強すぎる。

射程が短いブキを使っていると、たとえば、ボールドなんかでリッターを1vs1すると、距離が長いと射程が負ける。だから、短距離しか無いのだが、ボールドなんかだと相手に接触するぐらい近づかないと倒せないので、近づくと、クイボの連発で負ける。至近距離でのクイボは避けようが無い。だから、絶対に気づかれないように裏取りして、倒すしか無いのだが、上手い人であればあるほど、相手に気づかれずに裏取りをするというのは非常に難しい。音で気づかれる。

個人的には正直、裏取りされたとか至近距離で近づかれたら、素直に倒されて欲しいのである。なぜなら、裏取りや、至近距離まで近づくリスクや苦労を考えると、今の状況はちょっとおかしいのではないだろうか?

これが一つの例ではあるが、ほかにも96ガロンとか、いろいろと強いブキがあって、ちょっと

つまらなくなってしまうことが問題

こう言うと、「もっとキミが強くなれば良いじゃん」とか「強いブキに持ちかえれば良いじゃん」と言われる。また、最初から強いブキ使って居る人を責めているつもりでも無いのだが、使用者から「愛着を持って使っているので僕は悪くない」という的外れなクソリプが来たりする(意見自体は間違ってはいないが、そもそも君を責めてない)。

問題なのが、そもそも理不尽に強いブキの存在によって、ゲームがつまらなくなる、ということにあると考える。理不尽に強いブキの存在によって、弱いブキの使用者がどのような立ち回りをしても、どのような努力をしても、勝てなくなり、ゲームとして崩壊してしまうことにある。ここで、注意したいのが、「強いブキ」が問題では無く「理不尽に強すぎて、どのような状況でも優位性が確保できるブキ」であり、その結果の「不公平感」である。

たとえば、上記のクイックボムのような問題は、何が問題かと言うと、非常にストレスが貯まるのである。近距離でメインでもし倒されたとするならば、「うおお、相手強い!」だったりとか、「ああ、僕が弱かった」と納得できるのだが、クイボでキルされると、「は?」となる。おそらくリッターというのは「遠距離に強いブキ」であり「近距離に弱いブキ」であるべきだと思うのだが、クイボの存在によって近距離でも対応できること自体が、公平さが無い。だから、ボールド使いがストレスが貯まる(笑)。

また、 弱いブキであれ、強いブキであれ、その武器に愛着を持つ人達がいて、そのような人達に大して「ブキを持ちかえろ」というのはどうだろうか? また、「持ちかえなければ、負け続ける」しか他が無いのだろうか? そのブキの使う「楽しさ」を捨てろと言うのだろうか?

強いブキしか存在しない世界

こうした、ブキ調整ができてないゲームの最終的な到達が、「強いブキしか存在しない世界」である。それは、一つのブキで、似たような立ち回りをして、そのスキルの競い合いでしか、「勝負」が成立しなくなるということである。勝負の多様性が無くなるということである。これはつまらない。少なくとも僕にとってはつまらない。

現に以前のS+がそのような感じだったらしい。僕自身は、修正以前にS+になったことが無く、S+の状況がかなりブキが偏っていた状況であったらしいを聞いていて、修正後はちょっとブキに多様性が増えたと聞いている。それは良いことだとは思う。

ただ、まだまだ、ブキの調整は必要だとは思うし、僕自身もボールドでS+に行けたので良かったがS+カンストがちょっと絶望的であるように思える。

やはり、自分の好きなブキで、楽しくありたい。ただ、もし、ブキのバランスが今後良くならないのであれば、Splatoonがオワコンである。

竹が救世主

どうでも良いが、竹はすばらしいブキなので、僕は乗り変えた。竹たのしい。

マッチング

また、Splatoonでオワコンなのが、そのマッチングシステムである。

マッチングとは本来、プレイヤースキルが近い人同士で、実力が拮抗した状態で、「良い勝負」をするためのシステムであるはずである。しかし、編成事故等が起きる状況はSplatoonオワコンである。

あと、途中で誰かが落ちて、それでもゲームを継続するのは如何なものか? そのまま負けて、ウデマエ落ちるとかな。最悪である。できればノーカンにしてもらいたいところではある。

(マッチングについてもいろいろあるが、記事を書くのが疲れてきた....)

ウデマエ

さて、レーティングとしてSplatoonにはウデマエがあるが、そのウデマエシステムがおかしい。

まず、Splatoonというのはブキ毎やガチホコやガチエリアなどのルール、ステージの違い、タッグかそうで無いかの違いによって「巧さ」が異なると思う。しかし、「ウデマエ」というのは、ブキの違いも無い、ルールの違いも無い状態で、上下する指標であり、たとえば、ガチエリアでS+波に上手くとも、ガチホコでBクラス並に下手ってのもいるはずである。そうした時にそれが、マッチングに関係してきて、「あれコイツS+なのに弱い」って状況が起き得る。

そこで、あるルールで、ある他のブキを使い勝ち続けてS+になり、他のルールでは非常に足をひっぱる人が出てきて、その人がそのキャラで他のルールや他のブキが使えなくなってしまう。オワコンである。そうすると、サブアカウントを作らないといけないのだが、オンラインゲームで、サブアカウントの大量発生は好ましいことでは無い。オワコンである。

塗ることも重視してくれよ!

いやまぁ、これはホントに超個人的な不満であるのだが、最近、キル至上主義が多くて、「イカに塗るか?」みたいなのが欠けているなぁと思う人が多い。僕としては「塗るためにキルをする」のであるが、一部は「キルをするために塗る」であって、まぁそれはそれなんだが。

問題は、たぶんK/D比で、K/D比が低いと戦犯扱いされる雰囲気である。いや、正直、味方で、死にまくっているけど、戦績に貢献している人もいるし、そういう行動も重視してほしいなぁと思うところである。

とりあえず、ガチマッチで戦績に塗りが出てこないSplatoonはオワコンである。

ウニ

死ね。僕はガチャをやりたいためにSplatoonをやりたいわけでは無い!!!

ゲームはいつまでもつづかない。

オワコン言い続けたが、そもそも、ゲームというのは何時か終わる。 それは、ゲームが続いたとしても、サービスが継続していたとしても、そのゲームのオワコン感は誰にでもやってくる。

Splatoonはオンラインゲームだ。その意味で、ユーザがいなくなれば、サービスは終了するだろう。いや、そうで無くても、君達自身のSplatoonとの終わりはやってくる。

だた、終わりは悪いことでは無い。あるコンテンツがオワコンになるのは悪いことでは無いのだ。むしろ、終わらない自体が悪かもしれない。Splatoonがもし終わらないのであれば、もしかしたら、君の時間が全てSplatoonになるのだ。それは、非常にもったいない。その時間でできた可能性が全てなくなるのはもったいない。

もし、Splatoonにストレスを感じ始め、毎日やってもやっても、イライラしていくだけならば、終りのタイミングかもしれない。その時は思い切って辞めてみよう。

終わりは、次のはじまりでもあるのだ。さて次は何をしようか?

Splatoonの次は何か?

さて、「次」になにがあるのだろう?

もしかしたら、新しいゲームかもしれない、新しい遊びかもしれない。新しい学びかもしれない。それが何れにせよ、あなたにとって有意義な時間となれば幸いだ。

SplatoonをWii Uを購入したのであれば新しいゲームソフトを買っても良いかもしれない。それか、Wii Uを売ってしまって、その資金から、別のことをしても良いかもしれない。ボドゲを購入して、イカナカマで知り会った、つながりで遊んでも良いかもしれない。ゲーム自体を辞めてプログラミングに集中しても良いかもしれない。

さいごに

たかが、Splatoonである。Splatoonに無駄な時間を費やすのであれば、いっそのこと辞めて他のことをしてみよう。

いや、まぁ、続けても良いけどね! (僕もまだ若干続けてるし。)

そして、Splatoon Advent Calendarの終わりもやってくるのである。それでは良いお年を。

追記

ちなみに、僕はまだ竹がたのしいのでまだ続けるデシ。前よりプレイ時間は減ったがな。